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大阪と 路上の唄と あとワタシ

by コウジアナーダ

岡山と大阪。

近いような、それでいて遠いような。

けれど岡山に比べるとあまりに栄えている街、それが大阪。

岡山がおたまじゃくしなら、大阪はもはや蛙。この場合、東京はカッパだ。

今回ワタシはそんな蛙の街大阪へ向け弾丸ツアーを結構してきた。

弾丸と言っても生半かな弾丸ではない。ライフルの弾ばりのラピッドファイアをかましてきた。

なにせ1件飲み屋に行って、終われば帰還というスピードツアーだ。

電波少年が一日限りの復活を果たしたかのような、往復移動約3時間、滞在約3時間。

線路上の滞在時間と目的地の滞在時間を等価交換する鋼の錬金術ツアーが、幕を開ける。

オフ会と 呼ばれるものが

目にとまり

話は1日前にさかのぼる。

ワタシが2016年の広島でセミナーを体験し、個人的に面白いと感じ続けて、しょっちゅう動向をチラ見しているディレクターの田口さんという方が、ふいにこんな投稿をSNSに上げた。

「急遽、オンラインサロン4LDKのオフ会やります。場所大阪。日時は明日八時。」

的な。

オンラインサロン4LDKとは、田口さんが提供している実践学習型オンラインサロンだ。

4LDKについてはこちら

ワタシは悩んだ。マジで悩んだ。

岡山という車社会にいるワタシ。

大阪なんてちょっとその辺のショッピングモールに行くような感覚だ。

高速が千円の時代には、よく名古屋や福岡までラーメンを食べに行っていたものだ。

そんなワタシなので、いつもならもろ手を上げて参加の意を表明する。

・・・のだが、このオフ会日、ワタシは愛する生徒達の講義が入っていた。(非常勤だけどね。愛は大きいの♪)

授業終了は夕方5時半。

車で行くと開始に間に合わないのだ。あとまる1日立ちっぱなし&しゃべりっぱなしの後に車もいかがなものか・・・

まいった。そして、迷った。

あまりに迷いすぎて、まるで富士急ハイランドの大脱出迷宮にでも迷い込んだのかと思うほどだ。

が、それ以上に行きたい気持ちは止まらない。

会ってみたかったのだ。

田口さんにも、オンラインサロンの参加者にも、この会を企画してくれた人たちにも。

選択肢は新幹線で行くか、

もしくは行かないか。

さぁ、どうするワタシ。たいてい、こういう場合、答えは出ているものだが。

迎え朝 空すみ晴れて

あおによき

そうして10月24日の朝は来た。

天気は晴れだ。

晴れはいい。

なんとはなしにやる気を誘うからだ。

ワタシは生まれついての晴れ男だ。

しばしば思うが、晴れ男だの雨男だのは、言ったモン勝ちだ。好きな方を言えば良いのだ。だから晴れが好きなワタシは晴れ男なのだ。

朝、晴れていた時点で、ハラは決まっていた。

あとは・・・

そうだ。

嫁さんの了承だ。と、いっても昨日時点で話はしていた。

※画像はイメージです。

昨日言ってた大阪な、たぶん行くと思う

※画像はイメージです。

あーい

よし、了承は得た。

いい嫁じゃないか。ありがとう妻。略して「あがつま」よ。

授業はとどこおりなく進み先生の時間は終わった。

日が暮れてきたな。。

よし、あとは行くだけだ。

ワタシの足は一路みどりの窓口へ。

チケットを買う。オーケー。簡単だ。

そして発車を待つ新幹線にすべりこんだ。

思いつきのやつなので、もちろん自由席。どうにか座る事が出来たが、さすがにパソコンを開いて何かをするようなことはできなかった。

みんなどこへ向かっているのだろう。

目的地は・・・

大阪に 新幹線で

行くなんて

前述したとおり、ワタシの中で大阪や神戸は車で行くところだ。

事実、大阪にジャパンレールウェイを使って行くことなどまれもまれ。

生涯で数えて片手で足りるほどしか乗ったことない線路の旅をすることとなった。

余談だが、初めて大阪に行ったのは、後にケミストリーが排出されたアサヤン男子ボーカリストオーディションに参加する友人の付き添いだった。

交通費と昼飯を出すよ!という友人の誘いにのっかって行った。

オール各駅停車の普通電車で3時間。

一人では怖くて参加できないと、これから歌い手にならんとする人間とは思いがたい友人の泣き言に負け、ワタシも参加した。

この時代、ワタシと友人は週7,1回あたり8時間というペースでカラオケに行っていた。

彼は自信があったのだ。

結果は・・・ご存じの通り、ケミストリーは川畑君と道珍君のユニットになった。

最終決戦に残ったアツシとネスミスはEXILEに行き、藤岡君はどこかに消えた。

つまりワタシたちは当然予選落ち。

そもそも受かると思ってなかったワタシと違って、彼は100%受かると信じていた。

帰りの3時間は無言だった。

・・・くっ、ホロ苦ぇ。思い出してもホロ苦ぇ。

予断を許さぬ余談は終わり、話は現在へ。

気付けば大阪はそこにあった。いつもの半分の時間で。

相対性理論的にいうと、ワタシは少しだけゆっくり歳を取ったことになるそうだ。

理屈は、まぁ、なんだ。

どうでもいいじゃないかそんなこと。失礼だなチミは。

会場はグランフロント梅田。

梅田駅の目の前の商業施設だそうで、こちらは初めて足を踏み入れた。

梅田駅を降りると目の前に見えるグランフロント。

ワタシは吸い寄せられるように光の差す方へと向かった。

“次も その次も その次もまだ目的地じゃない

夢の景色を探すんだ 宝島“

「サカナクション 新宝島」

そう。ゴールは多分いつまでたってもこない。来たら終わっちゃって楽しくないからね。

どこからともなく「新宝島」が聞こえてきた。

垂れ幕が下がっている辺り、何かしらのイベント?のようだった。

幸いスタートの時間まで余裕があったので、少し足を止めて聴いてみる。

吐く息 白く染まり溶けるように消えていく 冬空 浮かぶ月の下

ワタシがかつてバンド活動に精を出していた頃に作った曲の歌詞だが、これがしっくり当てはまる情景で、はからずもこの歌が思い出されて、懐かしさとかなんだか色々混じり合った状態でぼーっと歌を聞いていた。

耳からはサカナクション。頭の中はワタシのうた。

ごちゃごちゃの頭の中で、「サカナクションの方がずいぶんいいな」などと当たり前の事を思いながら目的地に向かった。

さて、向かうは夢の景色か、宝島か。

例えれば ギターの音に

似たりかな

タイトルはもはやなんのことだかよくわからないが、今は置いておきたい。

グランフロントはすごい商業施設だった。岡山でいうとイオンモールが縦に3つほど連なっているイメージだろうか?

田口さん、今回の発案者のむかいさんとたなかさん、それから今日は都合により挨拶がてら最初のみ顔を出されたにしむらさん。

おお、オフラインサロン4LDK

無知でむちむちなワタシは他の参加者の方をあまり存じ上げていなかったのだが、岡山くんだりから来たワタシも優しく迎え入れてくれた。

もっとも「帰れ!」と一喝されたら、泣いてしまうのだが。

ネット回線を飛び超え、オフラインで集うのはなかなか面白いものだとおもった。

ギターに例えると、色んな音が集まって、D♭の音が鳴っているような・・・・

(※今回の会合にて、ギターに例えるとなぜか失敗するというジンクスが産みおとされましたので、これについてはしっかりと暖めていきたいと思っております。)

その後、神戸のおかださん(この方はお目にかかったことある)も合流し、店の探索を始めたワレワレ。

20時の梅田駅近くは人であふれていて、入れる店がない・・・と探しているとようやく一つの店を見つけた。

イタリアンヌのレストランヌだ。

6人いけます。少々お待ちください。

とテーブルセッティングをしてもらっている間に違う店を探しに行く田口さんとたなかさん。ヤンチャだ笑

あえなく他の店にも蹴られ、結局もとのイタリアンヌへ。

そしてサプライズゲストの角田さんが到着された。

角田さんは先日のワタシのブログにも書いたが、岡Webで拝見した。

岡Web参加時の飲み会について克

明に記したブログはこちら

上座の主役席をゆずりあうふたり。

facebookに投稿するやいなやハイパーダチョウ倶楽部と命名されたシーンだ。(C)福岡のはなださん

アズスーンアズ“ダチョウ倶楽部”。

As soon as “DACHO-KURABU”.

もう二度と使うことはないであろう英文なので、2回言ってみた。

無事、ダチョウの舞も終焉を迎え、料理が届く。

うまい。やはりイタリアの食べ物はうまい。

えーん、内容がないよう。

刀かな 刀じゃないよ

すぴかだよ

前にならぶご飯も素敵だが、向かいの席も素敵な情景だった。

INTERVIEW A GO GOのオフライン版。角田さん × 田口さん。

かぶりつきで見る切れ味鋭い舌戦は、目の前のアヒージョよりおいしかった。聞いているだけで楽しい飲み会もなかなか無いもんだろう。

すぴかあやかさんこと角田さんは、酒が入れば入るほど切れ味を増した刀のようで、終盤辺りでは大きな日本刀のような何か(ことば)で、主に田口さんを切り捨て御免していた。

ワタシにはスタンドのようなナニカが見えた。そうか、ポルナレフはこんな気持ちだったのか。

こんなに斬られている田口さんもなかなか見られないような気がする。

ちかぢか「ノンデザイナー向けのデザイン講座」や「同業者向けのデザイン講座」を企画しているワタシとしては、現場学校やクラファンなど、田口さんの今やろうとしていることを聞いて何かしらのヒントにしようとひそかなタクラミを手荷物にして行ったものの、それ以外の収穫があまりに大きかった。

何というか売れている人は、みんなどこか繊細で、みんなすごく気をまわせて、そして何より清濁あわせ持っているのだな、と思った。

あわせ呑む器量自体ももちろんだが、そもそも清濁あわせ持っているな、と。

ワタシも売れるためにはもっと清濁を心の中に育てないといけない。

清流しか持っていないワタシは、闇を少し増やせば良いのだろう、きっと笑

時間は射られた矢のように目の前を通り過ぎていき、最終の新幹線の時間が近づいた。

楽しい時は過ぎるのが早い。相対性理(ry

おみやげは えがおでいいの

おとうさん

で、済むのは標語のはなし。

本当は質量が確かに存在する、観測することができ、口に運ぶことが出来る「リアル土産」が必要なのは重々承知の上だが、残念ながら梅田、新大阪、岡山、全ての駅の全ての店が閉まっていた。WIREDコーヒーって書いてるコーヒー買いたかったのに。。。

質量が確かに存在する、観測することができ、口に運ぶことが出来る「リアル土産」が必要なのは重々承知の上だが、残念ながら梅田、新大阪、岡山、全ての駅の全ての店が閉まっていた。

WIREDコーヒーって書いてるコーヒー買いたかったのに。。。

WIREDコーヒーって書いてるコーヒー屋さんに行きたかったのに・・・

というわけで、おみやげはこのブログでご容赦いただきたい。

ワタシ自身はきっちりと

笑顔と、

人との出会いと、

ギターのくだりを持って帰ってきた。

さよなら大阪。思いつきにのっかった移動=滞在のツアーの目的地は十二分に宝島でした。

けれど夢の景色ではないから次は、

夢の景色を探そうか

サカナクション/新宝島 youtube公式チャンネルより

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